貿易事務職

貿易事務職は日本と海外の取引や物流を行なう実務の担い手です。
事務といっても専門的な知識と語学力が必要になる職業です。

貿易事務職の仕事内容

貿易事務の仕事内容は主に「営業アシスタント業務」と「船積種類作成業務」の2つがあります。
「営業アシスタント業務」では貿易の事務手続きといった事務的な仕事よりは、
契約内容を詰めるためのクライアントとの調整業務がメインになります。
受発注のほかに代金の支払い・回収も行なうことがあるので、営業事務に近い部分も多いです。
「船積種類作成業務」では税関への申請書類や銀行への書類などを作成するものです。
輸出業務に関しては書類の作成がメインで、輸入業務では書類の確認がメインとなります。

貿易事務職に求められるスキル

部署によっても貿易事務職に求められるスキルには異なりますが、
1.英語力 2.納期意識や数字に対する責任 3.正確さなどがあります。
1.英語力
貿易事務では海外とのやり取りになりますので、英会話力に英文作成能力、読解力などが必要とされます。
最低ラインの目安としてはTOEIC600点、英検2級レベルです。
2.納期意識や数字に対する責任
取扱い数や取扱い金額が大きいため、納期までのスピードに加えて正確な数字を作成する意識が非常に大切です。
3.正確さ
契約後の書類は膨大で1件当たりの書類が百枚単位に及びます。
このときに一文字のスペルミスによっても、取引が成立しなくなる可能性がありますので正確さが求められます。

貿易事務職の仕事に就くには

働き先としてはメーカー、商社、乙仲(海運貨物取扱業者)、船会社があります。
商社の場合は代金決済も請け負うことがあります。
貿易事務職の求人は貿易事務経験者の条件が就くことが多いです。
初めての場合は貿易事務のアシスタント的な業務で、未経験OKの条件の仕事から始めるのがいいかもしれません。
但し貿易事務経験がなくても、貿易事務検定合格者や通関士の資格を保有していれば、
条件が見直されることもあるようです。
貿易事務職に関係してくる資格には通関士、日商ビジネス英語検定、貿易実務検定、
国際貿易実務検定、TOEICなどがありますので、貿易事務のスペシャリストを目指したい方は、
このような資格を取っておくといいでしょう。